HiHi Jets髙橋優斗、大きく振りかぶって投げたっ!

HiHi Jets 髙橋優斗さんがオールスターでファーストピッチを行ってから1年が経ちました。

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あの日の髙橋優斗さんの凄さを一野球ファンの目線から書かせてください。
(様々な憶測があります。不快に思われたら申し訳ございません。)




プロ野球におけるオールスターとは"お祭り"といった感じでしょうか。
全球団の中から人気選手が集まり、プレーする年に1度のお祭りです。
野球ファンは今年はどの選手が選ばれるのか、どんな打線になるのか、どんなプレーが見れるのか、とても楽しみにしています。



2019年7月12日。
オールスターの会場である東京ドームには約5万人の野球ファンが集まっていました。


独特の雰囲気の中、HiHi Jetsは野球場としての東京ドームには似合わない、キラキラした衣装をまとい、サプライズで現れました。


野球ファンは”野球”を見に来ています。
エンターテインメントを見に来たわけではありません。
なんでジャニーズ、と思った人も多くいたと思います。
なんなら2015年のオールスターでの出来事を思い出し、ジャニーズがオールスターにいることに対し、マイナスな感情を抱いた人もいたのではないのでしょうか。


東京ドームのマウンドに並ぶ彼らは、今までで一番のアウエーだったと思います。
いつもの彼らのことが好きなファンに囲まれている状況とは全く違います。


そんな中でも彼はいつも通りのクソデカボイスで挨拶し、マウンドに1人残りました。


マウンドは本当に本当に全観客の視線が向きます。
5万人の好意的な視線もそうではない視線も、19歳の男の子に向いていた。


野球ファンにジャニーズがオールスターにいることを納得させるには、いつもみたいにかっこいいとかキラキラしているとかではなく、野球の実力を見せつけるしかありません。
ちょっとでも暴投したら「なんだあのジャニーズ」となってしまう可能性はめちゃくちゃあります。
彼には5万人の視線と、ジャニーズと野球の関係を守らなくてはならない、という相当大きなプレッシャーがあったのではと思います。


解説も「力入りすぎてますね~大丈夫でしょうか笑」
といったテンションの中、
彼は力強い真っ直ぐな瞳で前を見据えて、大きく振りかぶって投げました。


阪神・梅野選手の構えたミットに真っ直ぐ吸い込まれたストレート。


いつもは黄色い声援を浴びる彼ですが、
この日は野球ファンの「おお!!!!!」という歓声に包まれました。


その歓声は、野球の実力で彼らがオールスターにいることを野球ファンに納得させ、「やるなこのジャニーズ」と思わせた証拠でした。


アウエーな場所で、プレッシャーに打ち勝ち、小学生から取り組んできた野球の実力を、5万人の野球ファンに見せつけたことは、凄いとしかいいようがありません。







東京ドームのオールスターで使ったグローブは、
亀梨和也さんがジャニーさんに贈ったグローブだったそうです。
そちらを借りて、挑んだファーストセレモニーピッチだった。
(詳しくは下の動画でお話してくれています。)

j-island.net

こんな思いも背負っていたのか、と思いましたが違いますね。
一緒に夢の舞台のマウンドに立っていた。
なんとも彼らしいなと思います。



きっと私はオールスターの季節が来るたびに、彼の凄さを思い出し、
遠くない未来、HiHi Jetsが東京ドームでのコンサートに相応しい、キラキラした衣装をまとって帰ってきたとき、また彼の凄さを思い知るのでしょう。